転職成功者インタビュー

藤森工業株式会社
白瀬弘宗さん(仮名・生産技術) 36歳

伊賀・名張エリアで、生産技術の経験を活かす。そんな仕事に巡り会えた。

工業系の大学を卒業後、工作機械メーカーで各種ポンプ製造に携わっていた白瀬さん。仕事に不満はなかったものの、親会社の業績先行きに不安を感じ、転職活動をスタートさせた。

当時、家を購入したばかりで、長時間通勤や単身赴任が必要な環境だと家族にも負担をかけてしまうと考え、通勤圏内である伊賀・名張エリアで長年培ってきた生産技術の経験を活かせる仕事を希望。そんな望みをかなえるため、白瀬さんは地元の転職に強いリージョナルキャリア三重に相談を持ちかけた。

そして、藤森工業への転職を実現し、現在は同社の技術課で新たな領域の技術習得に励む白瀬さんの転職体験談を紹介する。

※本記事の内容は、2024年2月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
0回
活動期間
エントリーから内定まで120日間

転職前

業種
工作機械メーカー
職種
生産技術、製造、安全管理
業務内容
新製品の立ち上げ、生産技術、品質管理など

転職後

業種
包装資材メーカー
職種
製造工程マネジメント、生産技術
業務内容
医薬品等包装材料製造に関する製造工程のマネジメント業務、生産ラインの工程設計、生産性向上のための改善活動、生産設備・機器メンテナンス業務など

市況変化で年収ダウン。安心して仕事に集中できる環境を手に入れたい。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

藤森工業は、医療や情報・電子といった様々な業界で使われている包装資材を製造するメーカーです。中には世界トップシェアの製品もあり、医療現場では不可欠なものばかりを手がけています。

私の勤務する三重事業所で製造するのは、病院の点滴用樹脂バッグや再生医療製品、バイオ医薬品、ワクチン製造工程で使われるフィルム製細培養用バッグなど。

私が所属する技術課は、製造工程におけるマネジメント業務が主な役割です。その幅は広く、生産ラインの工程設計から生産性向上のための改善活動、生産設備・機器のメンテナンスまで、様々な業務があります。

今、三重事業所は新工場を建設しています。新たな製造拠点の誕生により、当社に寄せられる医療分野の期待はさらに大きくなるでしょう。それらの声に応えるため、日々の業務改善やスムーズなライン構築に取り組んでいるところです。

入社前のご経歴を教えてください。

工業系大学を卒業後、地元の工作機器メーカーに入社。浄化槽ポンプや機器組込型ポンプの設計開発を4年ほど担当し、その後は生産技術を10年経験しました。

新製品の製造ラインの立ち上げや、中国工場から日本への製造ラインの移管、増産ラインの構築にも携わりました。

転職のきっかけは?

前職の親会社が市場競争の激化を受けて業績が芳しくありませんでした。それが子会社にも影響を与えたのか、事業が先細りしてきて、ボーナスも下がり、先行きに不安を感じるようになりました。

子どももまだ小さいですし、これからの家族のことを考えると、安心して働ける場所が望ましいのではないかと思うようになり、転職活動を開始しました。

転職活動はどのように進めましたか?

前職在籍時、このエリアで生活することを見越して、既に家を買っていたんです。それで、家からあまり遠くない企業がいいと、勤務地は伊賀・名張エリアに絞りました。

職種は前職の経験が活かせる生産技術で、待遇面についてはボーナスが下がる前の水準に戻したいという希望を持っていました。

まずは大手の転職サイトに登録したのですが、あまりいい情報が見つかりません。大手サイトの担当者の対応も事務的で、こちらに寄り添ってくれる感じはありませんでした。

たくさんの情報を集めたいと思い、地元情報誌の求人コーナーを見たりもしましたが、これという企業に出会えず。そんな状況を前職の友人に相談したところ、勧められたのがリージョナルキャリア三重でした。

その友人も含め、前職でも数人がリージョナルキャリア三重のお世話になっていたそうです。地元の情報に強いということで、サポートをお願いしたいと思って連絡しました。

今の会社に決めたポイントは?

藤森工業は以前から知っており、「複数の事業領域があって景気に左右されにくそう」と感じていました。前職の親会社が景気の影響を受けやすかったこともあり、「できるだけ安定性の高いところがいい」と思っていたんです。

リージョナルキャリア三重のコンサルタントは、そんな私の気持ちを汲んでくれ、藤森工業を含め複数の企業を紹介してくれました。どこも良い会社で甲乙つけがたかったのですが、企業規模・事業領域などを考慮し、藤森工業への転職を決断しました。

異分野で培った自分の経験を、周囲の同僚が頼ってくれる。

転職していかがですか?

15年まったく違う業界で働いてきて、今回が初めての転職で最初は緊張しましたが、皆すごく話しやすくて良い雰囲気でした。私と同世代の人も、若い人たちもたくさんいて、みんな活き活きと働いています。

困ったことがあっても、親身になって話を聞いてくれるので、気軽に相談できます。ベテランの方も「前はどんな仕事をしてきたの?」とざっくばらんに話しかけてくれるなど、積極的にコミュニケーションを取ってくれます。おかげで、すぐに馴染めました。

前職はポンプで、現在は医療用包装材と製造するものはまったく変わりました。しかし、モノづくりの原理に差はないですし、改善の手法やプロセスなども共通することは多く、前職経験は十分活かせていると思います。

転職して良かったと思うことは?

一つは、今までとまったく異なる分野に携われている、という点ですね。ずっと同じ分野ばかりやっていたら知らなかったはずの製品を経験し、技術者として視野が広がった、ステップアップできたと実感します。

もう一つは、周囲の同僚が「こういう風に困った経験はありますか」とか、「こんな時、前の職場ではどんな風に対応されていましたか」と尋ねてくれることです。

まだ入ったばかりの私にどんどん聞いてくれるので、違う分野の経験を持っているからこそ役に立てることがあると分かりました。

自分がチームに貢献できている、という手応えがあるのは、何とも嬉しいものです。みんなで支え合い、一丸となって目標に向かっていこうという雰囲気があります。

困っていることや課題はありますか?

医療用包装資材は人の命に関わるものなので、より高度な管理基準が求められます。ISOの基準も他の分野より厳しいですし、海外の法規関係にも目を配らないと、世界の医療現場で通用しないという事情があります。これらに関して知識を習得していかないといけない、というのが、私の課題ですね。

覚えることがたくさんあって日々勉強が欠かせません。ただ、これも、大変というよりは楽しいというべきかもしれません。新しいことを学んで、知識やスキルが少しずつ身になっていっているのを感じますから。

生活面の変化はありましたか?

待遇面は今までより良くなり、安心して仕事に打ち込めています。残業も前職と比べて少なくなったので、家族との時間が増えました。

転職にあたり引っ越す必要もなかったので、生活スタイルを大きく変えずに済んでいます。ちなみに通勤時間は車で15分ぐらい。前職とほぼ変わりません。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

転職を考えたのは、今回が初めてではありません。前の職場で15年働いてきた中で、頭をよぎったことは何度もありました。でも、仕事も任され職場環境にも慣れていたので、不満はあってもなかなか飛び出すことができませんでした。一歩踏み出すのって、すごく勇気がいる、ということは私もよくわかります。

だけど今回転職してみて、新天地は思った以上に良い場所でした。まったく異なる業界でも、自分のスキルが活かせています。そういったケースもあるので、何か不満があったりモヤモヤするものを抱えているくらいなら、思い切ってチャレンジしていいんじゃないかと思います。

その第一歩として、コンサルタントに自分の思いを聞いてもらうことから始めてはいかがでしょう。良い出会いが待っているかもしれません。

担当コンサルタントから

コンサルタント 
三田 佳奈子

白瀬さんは何事にも意欲高く積極的に取り組み、ご自身に対してストイックな印象のある方でした。仕事だけでなくプライベートに対しても現状に満足せず、つねに上を目指されており、白瀬さんとお話をするたびにエネルギーをもらっていました。

ご入社後も定期的に白瀬さんにご連絡を取らせていただいていますが、「自分をもっと成長させていきたい」という思いが尽きることはなく、現在進行形でパワーアップし続けています。

業界は変わりましたが、新しい環境にもいち早く慣れ、培ってきた生産技術の経験を活かしながら新しい取り組みに挑戦し続けている白瀬さん。今後益々のご活躍をお祈りしつつ、これからも白瀬さんのようなエネルギッシュな方を三重の優良企業にご紹介していけるよう私自身も努力していきたいです。

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